2017年02月16日

演目紹介「土蜘蛛」

第24回黒川・蝋燭能の演目は…
能 「羽衣」(上座)
狂言「文相撲」(上座)
能 「土蜘蛛」(下座)

演目紹介の最後は…能「土蜘蛛(つちぐも)」

簡単なあらすじとしては…

病床にある源頼光の所に侍女の胡蝶が薬を持って見舞いに来て、頼光を励まして帰っていく。
夜更けになると、僧形の者が現れ頼光に襲いかかるが、頼光はこれを退ける。
騒ぎを聞きつけた独武者は事の次第を聞き、僧を追いかける。
独武者は従者を連れて葛城山の古墳に着く。
古墳を崩すと、土蜘蛛の精が現れ独武者たちはこれと戦い退治する。


見所は…土蜘蛛の投げる蜘蛛の糸!


今年の蝋燭能のポスターにも使われております。



また、土蜘蛛では前シテ、後シテとも黒川能独特の面を用います。
その辺にも注目していただきたいです。


投稿者:広報部Y

  


Posted by 蝋燭能実行委員会 at 09:25Comments(0)黒川蝋燭能

2017年02月16日

演目紹介「文相撲」

第24回黒川・蝋燭能の演目は…
能 「羽衣」(上座)
狂言「文相撲」(上座)
能 「土蜘蛛」(下座)

前回の「羽衣」に続き今回は…
狂言「文相撲(ふみずもう)」のあらすじ紹介。

大名は新しく家来を召し抱えようと思い、太郎冠者に適当な者を探してくるよう命じる。
太郎冠者が連れてきた者は相撲が得意だといい、喜んだ大名はその者と相撲をするが……。


黒川地区が所属する自治体は鶴岡市ですが、合併される前の自治体は櫛引(くしびき)町でした。

櫛引町出身の有名な力士がおりまして…
それが第47代横綱柏戸。


「郷土の誇り 一に柏戸 二に黒川能」
なんて言葉があったようです。




第24回黒川・蝋燭能への鑑賞者募集中です。

詳細はホームページを参照願います↓
http://www.rousokunou.com/news/index.html

お問合せ・お申込み込先は以下となります。

〒997-0311 山形県鶴岡市黒川字宮の下291
「黒川・蠟燭能実行委員会」

黒川能の里・王祇会館
TEL:0235-57-5310/FAX:0235-57-5311
(Mail):kurokawa-nou@athena.ocn.ne.jp




投稿者:広報部Y
  


Posted by 蝋燭能実行委員会 at 01:19Comments(0)黒川蝋燭能

2017年02月16日

演目紹介「羽衣」

第24回黒川・蝋燭能の演目は…

能 「羽衣」(上座)
狂言「文相撲」(上座)
能 「土蜘蛛」(下座)

となっています。


能「羽衣」のあらすじを大まかに説明すると…

舞台は春の三保の松原。
漁師が松の枝に美しい衣がかかってあるのを見つけ、家宝にしようと持ち帰ろうとする。
そこへ天人が現れ、衣を返してほしいと頼むが漁師は返そうとしない。
天人の舞楽を見せるのと引き換えに衣を返してもらい、天人は舞を舞い空へと消えていく。


今年のパンフレットの表紙に「羽衣」の写真が使われております。


見所としては…天人の感情の起伏、舞といったところでしょうか。

パンフレットには詳しいあらすじ、詞章が掲載されていますので、それを頭に入れて舞台鑑賞されることをおすすめします。


投稿者:広報部Y



  


Posted by 蝋燭能実行委員会 at 00:33Comments(0)黒川蝋燭能